甲南高校新聞
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はろばろと

■4月20日。天気予報は「くもり、時々雨」。今年の甲鶴戦は前日まで天候が心配されたが、皆の願いが通じたのだろう、当日は晴れ間さえもうかがえるようなすばらしい一日となった。

■昨年11月に発足した甲鶴戦実行委員会。発足して間もなく、私たちはある問題にぶつかった。今年は、野球場の関係で野球の全校応援ができないということになった。全校応援の競技が変更になるということは初めての経験で、私たちはこれからどうしていけばよいかわからなかった。しかし、私たちが本当にやるべきことは、限られた条件の中でも、以下に最高のものを作り上げるかということだと気付いた。それから、部長や先生方との話し合いを何度も行ってきた結果、少しずつではあるが、甲鶴戦当日のイメージがわいてきた。

■そして迎えた第42回甲南・鶴丸スポーツ交歓会。17の競技で熱戦が繰り広げられ、私たちもインフォメーションコーナーに届けられる試合結果の情報に一喜一憂しながら、運営に臨んだ。残念ながら今年はこの大会を鶴丸の勝利で飾ることは出来なかった。しかし、初めての試みであるサッカーの全校応援で生徒全員が機敏に行動でき、思いっきり盛り上がれたことで、私たちは大きな達成感を味わうことが出来た。

■声を嗄らしながらも最後まで力を振り絞った応援団、風や灰に見舞われながらもその演奏で皆を盛り上げた吹奏楽部、開会式や協議中のアナウンスを行った放送部、迫力のある横断幕を作成した美術部、そして、この日の主役である、運動系の部活動の選手たち。皆がそれぞれの立場で様々な思いを抱いて、この大会に臨んだ結果、皆の心に残り続ける本当にすばらしい大会になったと思う。甲鶴戦を終えて、皆がさらに鶴丸生としての自覚をもち、これからも互いに高め合いながら、充実した毎日を送っていけたら、と思う。

■甲鶴戦副実行委員長としてこの大会の運営に携われたことに深く感謝している。勝ち負けにこだわるわけではないが、来年はもう一度優勝旗を鶴丸に持ち帰ってほしいと思う。がんばれ、後輩たち!


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甲南同窓会+サラト(平成18=2006)
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鶴丸36期同窓会+山形屋(平成27=2015)
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