はろばろと

■「甲鶴戦は連覇が難しい。」と言われるが、昨年、我が鶴丸は二連覇を成し遂げた。そして、さらに、三連覇にかける思いは熱かった。

(甲鶴戦の開催まで)

■キャッチフレーズの公募やイメージキャラクターの使用など、まずは大会運営全体にかかわる事務的な準備から進められた。また、時期をみて両校の全校生徒にアンケートを実施するなど、多くの生徒の意見が反映されるように配慮された。

■実施種目は両校の各部所を交え検討され、今大会は、昨年から加わった空手道部が継続、水泳は見送り、女子ハンドボールはエキシビジョンマッチの形で実施といった変化がみられた。

■運営については、執行部の役員に携帯電話の使用が認められ、さらに試合結果の速報を流すインフォメーションコーナーの設置など、情報化社会に対応した運営が導入された。

■全校生徒への甲鶴戦へ向けての具体的な連絡は両校同じ内容のB4版「甲鶴戦だより」を発行し、ムードを盛り上げるとともに、連絡の徹底を図った。

(大会前日)

■大会前日の午後は全校生徒が体育館に集合し、坪田校長先生から身の引き締まる激励の言葉や応援団と吹奏楽部による気合の入った応援練習などで雰囲気は大いに盛り上がった。特に、新企画として製作された力作ビデオの放映は初めての一年生にもムードが伝わり好評であった。

(大会当日)

■快晴に恵まれた陸上競技場で開会式が行われ、第三十一回甲南・鶴丸スポーツ交歓会は戦いの火ぶたが切られた。

■選手は必死の頑張りを見せた。役員はしっかり縁の下を支えた。そして一人一人が心から勝利を信じて応援をした。

■サイトの種目の野球まで7勝7敗であったが、全校応援の目の前で決着がつき鶴丸の三連覇が達成された。熱戦冷めやらぬ中、応援団長のリードで“勝ちどき”をあげた気分は最高だった。

■次の甲鶴戦は、すでに始まっている。どこまでこの連勝記録が続くかは、選手・応援・役員の全校生徒の日々の努力にかかっている。四連覇目指して今日も頑張ろう。

創立百周年記念誌『甲南』

県立鴨池運動公園において、「0から1への大一歩~21st Century of us by us for us~」の大会テーマのもと、熱戦が展開された。甲南高校三連敗阻止をかけた大会は陸上競技場での陸上リレー勝利を皮切りに盛大に行われた。晴天には恵まれなかったものの選手たちにあまりある力、応援者たちのひたむきな姿は悪天候をも吹き飛ばす勢いであった。競技は全種目接戦となり、甲南高校が全十五種目中七種目を勝利したが、鶴丸高校が総合優勝となった。

 

リンク

甲南同窓会+サラト(平成18=2006)
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鶴丸36期同窓会+山形屋(平成27=2015)
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