はろばろと | |||
■毎年恒例の甲鶴戦。昨年、我が校鶴丸は四連覇を成し遂げ、今年は、五連覇達成にかける熱い思いがより一層強まった。 (甲鶴戦の開催まで) ■キャッチフレーズの公募やイメージキャラクターの使用など、まずは大会運営全体にかかわる準備から始められた。最初の頃に比べて、甲鶴戦の成功にかける思いは強くなり、生徒会内での団結も一日一日強まっていくように思われた。 ■また両校で、全校生徒にインフォメーションコーナーに対するアンケートなどを実施し、生徒が甲鶴戦で困らないよう、まだいろいろな要望を聞いて、多くの生徒の意見が反映されるように配慮された。 ■実施種目は両校の各部主将を交えて検討され、テニス部は、県営庭球場が工事の為、市営庭球場にて行われることになった。また女子ハンドボール部は、少し試合時間を延長して行われることとなり、選手の皆さんにも楽しんでもらえたと思う。 ■全校生徒への甲鶴戦へ向けての連絡は、「甲鶴戦だより」を発行し、インフォメーションコーナーへの利用を促した。また、鶴丸では「壁新聞」を作成し、運動部、文化部の日ごろの練習の様子を写真に撮り、皆が興味をひくような内容に仕上げ、甲鶴戦までのカウントダウンを貼り出したりして、生徒全体の甲鶴戦への意識を高め、ムードを盛り上げられた。 (大会当日) ■皆の、甲鶴戦に向けての熱い思いが天に通じたのか、甲鶴戦当日はからりと晴れたとてもよい天気だった。青空の下、陸上競技場で開会式が行われ、第三十三回甲南・鶴丸スポーツ交歓会は戦いの火ぶたが切られた。 ■選手たちは皆、必死の頑張りを見せた。役員はしっかり縁の下を支えた。そして一人一人が心から勝利を信じて応援した。 ■惜しくも五連覇達成を手にすることはできなかったが、全校生徒が、同じ目標を胸に精一杯頑張れたということは、誇りである。勝敗に関係なく、選手、応援、共に楽しめ、また甲南とも仲良くなることができてよかった。 ■次の甲鶴戦は、すでに始まっている。まずは気を取り直して一勝することを目指して頑張っていこう。 |
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創立百周年記念誌『甲南』 |
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県立鴨池運動公園において、「The fire of our
passion~尽きることのない感動を~」の大会テーマのもと、熱戦が展開された。当日は雨天のため開会式は県体育館で行われた。三年連続の天候不良による開会式であった。野球部は春季九州大会出場、柔道は本校が部員不足のために中止となり、野球・柔道以外の種目が実施された。試合結果は本校が全十七種目中九種目を制し、五年ぶりに優勝旗を取り戻すことができた。 |