はろばろと | |||
■鶴丸の勝利を心から喜ぶ。事前に厳しい予想が出ていたために、その喜びもひとしおであった。 ■五連覇を目の前にして惜敗した先輩方の二の舞となるわけにはいかなかった。「負けを知る世代」として何としてでも勝ちたいという思い、後の代につなげるためにも二連覇を決めたいという思い。「勝ち」にこだわる気持ちは生徒それぞれに強かったと思う。 ■運営面では第三十五回大会ということもあり、十二月からさまざまな試みをしてきた。昨年の、役員に重きをおく委員会を一掃し、今年は選手、応援者を第一に考えて運営してきたつもりだ。それゆえに運営の都合上、特にルールやタイムテーブル等の調整で、不快な思いをさせてしまった各部活動の主将はじめ関係者の皆様に、この場を借りてお詫びしたい。 ■先輩方に言わせれば、甲鶴戦終了時点で「次の甲鶴戦はすでにはじまっている」そうだ。勝利や成功は成長を止めるということもよく言われるが、鶴丸は止まらないと確信している。それぞれの部、運営の課題を克服し、さらによい甲鶴戦を創り上げて欲しい。確かに負けた甲南も強いだろう。だからこそ、鶴丸の選手・応援・役員が一体となって勝ち取る栄光を切に願う。 |