創立百周年記念誌『甲南』 | |||
県立鴨池運動公園において、快晴の中、「一致団結 二歩前進」の大会テーマのもと、熱戦が展開された。試合結果は本校が全十五種目中九種目を制し、総合優勝をおさめた。 | |||
はろばろと | |||
■第二十六回をむかえた甲鶴スポーツ交歓会は、甲南高校が今年の当番校にあたり、前年度の一月から何度も両校の打ち合わせ会を行った。昨年までに大会規模の一通りの拡大を終え、今年度は、参加形態や細部の企画を中心に、様々な議論が交わされた。今回は、甲南高校からフォークダンスの変更案が出され、両校で協議を重ねた結果、フォークダンスの時間を短縮し、クイズを実施することになった。初めての試みで、やや運営に手間取った点もあったが、オリンピックの年とあって、それにちなんだ問題や、各種のスポーツのルールに関する問題等が出題され、スポーツ交歓会の雰囲気作りに一役買った。 ■当日は、天候にも恵まれ、補助競技場での開会式の後、十三種目十五競技が七つの会場で実施された。白熱した試合が繰り広げられ、大きな混乱もなく、午前中の予定を終えることができた。午後の野球の応援も、応援団を中心に、吹奏楽部、一般生徒の息も合って、まとまりのある、熱の入ったものになった。結果は鶴丸の六勝九敗で、甲南高校の勝利のうちに終わったが、勝敗に関係なく両校生徒が一丸となって臨むことができた。キャッチフレーズの「一致団結 二歩前進」を実施するべく、大変、有意義なスポーツ交歓会となった。 ■本交歓会も四半世紀を過ぎ、大会規模、運営方法もほぼ定着してきつつある。今後さらに創意工夫を重ね、より充実したスポーツ交歓会となることを期待したい。 |