甲南 第35号 創立八十周年記念特集号 pp.222-223

懐旧今にして

○○ ○○

(在任昭和38年4月~昭和48年3月甲南高校教諭

昭和48年4月~昭和50年3月甲南高校教頭)

(前略)

前年までの鶴丸との定期戦は、試合も応援団も二手に分かれ両校グランドを使って行われていたが、四十九年、両校体育科の積極的理解と協力を得て双方の生徒会執行部に協議させ、鴨池に全生徒が集結して、補助グランド、県体育館を使って各種競技を行い、最後は市営野球場の対抗 戦でしめくくること、その名も甲鶴戦ということに決定をみた。甲南・鶴丸の俊秀三千名が六月の晴れた日鴨池原頭に結集した景観はまさに壮かつ大であった。戦い終わって閉会のあと頬を紅潮させた両校生徒会長がかけよって握手を求めてきた。そのときの感触は今なお忘れかねている。

(後略)

■編著者 鹿児島県立甲南高等学校
■発 行 鹿児島県立甲南高等学校

■出版年 昭和62(1987)年3月1日


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