解説 |
甲鶴戦が始まった頃は両校の体育館やグラウンドで開会式や試合が行なわれ、まもなく県立鴨池運動公園及び周辺関連施設に舞台が移り、現在に至ります。鴨池に移行後、永らく開会式やエール交換、陸上競技などは補助競技場でありましたが、第30回記念大会(2000=平成12年)を機に陸上競技場が使用可能になりました。ただし、雨天時は従来どおり県体育館で開会式やエール交換が行なわれます。なお、陸上競技場初使用の予定だった第30回記念大会は、 当日の朝が雨天のため、県体育館で開会式とエール交換がありました。陸上競技場使用の希望は、90年代初期には既にあったらしく、甲南高校新聞第186号(1994=平成6年3月発行)では、同年4月開催の第24回甲鶴戦について生徒会長が次のように記しています。
『四月二十八日実施予定の甲鶴戦は、甲南が主催します。これまでに四回、両校打ち合わせ会を行ないました。まず競技場について、補助競技場ではなく、陸上競技場にしてほしいという声があがっていましたが、陸上競技場では、サッカー、ラグビーに関して全国レベル (Jリーグ・県大会決勝)以上でなければその使用を認めないというものでしたので、残念ながら、従来通り、補助競技場を使用することになりました。』
上記の「全国レベル以上でなければその使用を認めない」という部分について、学校側の判断なのか、施設設置者である県当局に学校側が問い合わせた(お伺いを立てた)上で「否」の回答があったのかは不明です。前述のとおり、第30回記念大会からは陸上競技場を使用できることになりましたが、許可された理由については両校刊行物で触れられていません。はろばろと第18号(2001=平成13年3月刊)には、会場について下記の記述があるのみです。
『(前略)また、念願の陸上競技場を利用することができた。予定では開会式を行い、陸上リレー、サッカーを全校で応援するはずだったが、 当日の朝に雨が降ったため、開会式は体育館で行われ、リレー、サッカーは希望者のみの応援となった。』
なお、県は補助競技場の大規模改修を進め、平成26(2014)年度末に完成したため、第45回大会は、新補助競技場開場記念として開会式(含エール交換)・ラグビー・陸上競技・サッカーを実施しました。改修前の補助競技場は、傾斜をつけた芝生の簡素な観客席、グラウンドは土のまま、区画表示はロープという、競技場とは名ばかりの空き地のようなもので、微風でも土埃が舞い、降雨後は水たまりなどで使えなかったことがあります。 |
回 | 選手宣誓担当部 |
10 | サッカー部 |
16 | バレーボール部 |
17 | |
18 | |
19 | |
20 | ラグビー部 |
21 | バレーボール部 |
23 | ソフトテニス部 |
24 | 柔道部 |
25 | |
26 | 弓道部 |
27 | |
28 | |
29 | |
30 | |
31 | バスケットボール部 |
33 | ハンドボール部 |
34 | テニス部 |
35 | ソフトテニス部 |
36 | 卓球部 |
37 | 剣道部 |
38 | |
39 | |
40 | 野球部 |
41 | サッカー部 |
42 | テニス部 |
43 | 空手道部 |
44 | |
45 | 男子バスケ部 |
46 | 男子バレー部 |
47 | |
48 | |
49 | |
50 | - |
51 |